1千病床の大型病院計画

県はJR広島病院、県立広島病院、中電病院、広島がん高精度放射線治療センターの計4医療機関を再編して東区二葉の里地区に1000病床規模の大型病院を建設する。全国トップレベルの高度医療と人材育成の拠点を目指し、2030年度に開院する計画だ。
基本計画ではJR広島病院がある東区二葉の里3丁目に地上16階・地下1階建てを2026年度に着工する。整備費は1300~1400億円。昨春、公募型プロポーザルで日建設計大阪オフィス(大阪)と村田相互設計(中区)の共同事業体を設計事業者に選定した。

4月設立の地方独立行政法人が運営。全41の外来診療科を設け、中国地方初の救命救急室併設の小児救命救急センターもある。1日の来院者数は1800人、職員は2300〜2400人程度を予定する。